朝の嵐(彼氏の弁当作り・朝食の仕度・子供を送り出すなどなど)が過ぎ去った時、その予感が背筋を伝ってまりぶを襲ってきた。

バファ○ンを2錠飲んで少し眠る。

2時間たって目が覚める。いつもはこれでやり過ごせるのに・・・ヤバイ!ひどくなってる。
気のせいって事にして、デリヘルに出勤しようか…それとも頭痛を受け入れて1日休もうか…悩む。

結局、気のせいって事にして出勤する事に決めて、熱めのシャワーを浴びて準備を始める。
なんか、大丈夫なような気がしてきた。
よし、大丈夫と自分に言い聞かせて家を出発。

車を走らせる。
ますますズキズキする頭…。
ヤバイ…ヤバイ…大丈夫じゃない!!
途中にある大型スーパーの駐車場で車を止める。
『こんな状態じゃ今日は仕事は出来ないかも…。』
とようやく気づく。
…気づくのが遅すぎた。
脂汗がダラダラ流れる。
家に帰りたい…誰か助けて…

きた。あの感じ…。ヤバイ。もう避けられない。
生唾…脂汗…鳥肌……生唾…そして嘔吐。
スーパー田子○のお掃除の人…ごめんなんさい。
駐車場を汚してしまいました。

駐車場の場所を移動して頭痛と戦う。
何とか家に帰れる状態にしなければ…。

30分経過。
決心して駐車場をあとに家に向かう。

『ワタシは大丈夫…絶対に大丈夫…。』

雰囲気で車を走らせている。
止まらない脂汗…。
家までは、あと3分。
永遠に家に着かないような気がしてくる。

ようやくアパートが見えてきた。
ホッとした。駐車場に車を入れようとした…その時
…きた…。
駐車場手前に車を止めて…アパート裏の川に向かう。……嘔吐。

車を何とか駐車場に入れて家に入る。
ソファーに倒れこむ。
もう誰でもいいからワタシを殺して!
…意識が遠くなる…。

人の気配で目がさめる。
頭痛は治ってない。
彼氏が顔を覗き込んでいる。
「大丈夫か?」
涙が出て止まらない。
「病院いくか?」
首をふる。病院に行っても医者さえ理解してくれない。CTを撮っても異常はない。あれこれ検査をされて、結局高いお金を払って鎮痛剤をくれるだけ。時間の無駄。

姉が持っている弛緩剤が欲しい。
姉は隣の市に住んでいる。電話して薬があることを確認して彼氏の車で貰いに行く。
運転する彼氏の横顔を見る。
何も言わないけど、心配してくれてるのは分かる。
「ごめんね…ありがとう。」
「いいから、黙ってろ。」
「うん」…涙。

もらった薬と鎮痛剤ポン○ールを飲んで寝る。
彼氏はそっけないけど、やさしかった。
感謝。

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